こんにちは、採用担当の山浦です。
今日は以前から当社が取り組んでいる『外国人雇用』についてお話します。
特定技能外国人の受入れを計画してから早くも2年が経過しました。
やっと受け入れOKを頂き、いつでも迎え入れられる状態です。
「特定技能」とは新しい在留資格で、人材不足が深刻な業種を対象に、2019年4月から鳴り物入りでスタートしました。
前例がない新しい取り組みなので戸惑いながらも、当社はフィリピンからの労働者を迎えるため、様々な準備をしてきました。
ここまで準備の大部分は”手続き”になりなすが、この手続きが大変なこと!!
正直なところ、驚きました。
製造業者であり建設業者でもあるので特殊だったからかもしれませんが、膨大な量の書類を記入し、会社の資料を用意しました。
しかも、細かな質疑が何度も何度も・・・・・
追加の資料もその度に用意しました。
そのほかにも、Skype面談の実施や出先機関がある大使館に面接を受けに行きました。
当社の場合、日本の入管手続き完了までにおよそ8ヶ月・・・
フィリピン側の海外雇用庁及びその出先機関とのやり取りになんと!
更に9ヶ月ほど掛かりました。
特定技能外国人を雇い入れるために2年も掛かっていては、国内の経済状況も変化するし、そもそも手続き自体恐ろしく煩雑です。
実際のところ現時点でも、新型コロナウイルス感染防止対策の影響もあり、日本へ入国出来ていない状況ですが、これも手続きがもっとシンプルであればコロナ禍前に雇用開始となっていたはずです。
もはや避けられない課題であるはずの国内における”人材不足”
それを補うための制度だからこそ、もっとスピーディで緩和された審査で受け入れられるよう改善されて行くことを切に願います。
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